代表世話人挨拶


代表世話人:北川 雄光|食道内視鏡外科研究会

この度、食道内視鏡外科研究会 代表世話人を仰せつかりました、慶應義塾大学医学部外科学(一般・消化器) 北川雄光 でございます。本邦における食道内視鏡外科治療の創始者の先生方が作り上げていらっしゃいました、伝統ある本研究会を引き継がせていただくという貴重な機会をいただき、誠に光栄に存じます。

本研究会は、本邦の食道疾患に対する胸腔鏡手術の創始者であられます 赤石隆先生、井上晴洋先生、小澤壮治先生 により発足され、これまで44回にわたる研究会が開催されてまいりました。安全かつ確実な胸腔鏡下食道手術を行うことを目的としておりました本会も、本邦における急速な内視鏡外科手術の普及に後押しされ、今ではエキスパートの先生から若手の先生までが幅広く集い、多様な手術手技について議論を白熱させる場となっております。

2018年以降は、ロボット支援下手術の導入により、さらに大きな変革を遂げようとしている食道疾患に対する内視鏡外科手術をさらに洗練されたものとすべく、伝統と新たな取り組みを融合させるような形で、本研究会の発展に尽力してまいる所存です。これまでに引き続き、皆様のお力添えのほど、何卒よろしくお願い申し上げます。


2021年8月吉日

食道内視鏡外科研究会
代表世話人  北川 雄光
慶應義塾 常任理事
慶應義塾大学医学部 外科学 教授